【難関文系私大】Libra(ライブラ)【逆転合格専門】

所属教師全員が早稲田大学を卒業し、難関私大への逆転合格を専門にした家庭教師をしております。これまでの経験や受験に勝つためのスキル・参考書や受験する大学別の対策まで、知識と経験を余すところなく広げることを目的としております。世の中の誤った受験対策に対し、圧倒的な実績を出してきた私たちの叡智を使い、1人でも多くの受験生を合格させたいと思います。

「効率よく自習すること」とは?

こんにちは。Libraのハヤシです。

 
今回は「効率よく自習すること」の具体的な説明をしたいと思います。
 
前回は自習の大切さについて書きましたが、今回は「効率よく自習すること」の具体的な説明をしたいと思います。効率のよい自習をしないと低学力から1年で逆転合格を果たすのは絶対に不可能です!
 
大事な点は2つ。
 
①インプットは高速で行い、必ずアウトプットとセットで行う
 
②目標から逆算し、細かい勉強計画を立てる
 
順番に説明します。
 
①に関しては、インプット作業(読む、聞く、書く)をタイトな時間制限の中でなるべく高速で行い、その後必ずアウトプット作業(話す、書く)を行う訓練をします。まず、勉強習慣がない生徒はインプット作業に時間がかかりすぎる傾向があります。なので、講師の監視のもと、ギリギリ制限時間内に間に合わない量の暗記作業を行わせます。最初は「全然間に合わないよ!」と泣き言をいう生徒も、1ヶ月もすると慣れてきてよりタイトな時間の中で緊張感を持ってインプットできるようになります。すると、そのペースで暗記することが自分にとって当たり前になり、1日の中でより多くの勉強量が確保できるようになります。この点を押さえておかないと、「今日は◯◯時間勉強したぜ!」という充実感が、受験的観点から見ると限りなく意味のない時間と化してしまうので要注意です。
インプット作業が一通り完成したら、直後に必ずアウトプット作業も行ってください。ここでいうアウトプットとは、「たった今暗記した事項を講師に説明すること」なのですが、もし、説明する相手がいない場合は自分自身に説明してください。(声に出して独り言を言うのがベストですが、頭の中で行っても効果はあります。)その時にうまく説明できないことがあれば、まだ理解が足りていない(インプットされていない)部分があるということ。そこを再び制限時間を設けて頭の中に叩き込み、講師(自分)に説明する。この繰り返しこそが「暗記と理解をする」ということです。
 
②は受験当日までに「何を」「どの順番で」「いつまでに」暗記や理解をすればいいのかを1日単位で立てていくことです。なのですが、受験をしたことがない(というより勉強自体あまりしたことがないであろう)生徒にそのような計画が立てられるはずがないので、目標から逆算した1日単位の学習計画を立ててあげることこそが予備校や家庭教師の腕の見せ所の1つだと考えております。しかし、当たり前ですが計画を立ててあげただけでは生徒は勝手に勉強してくれません。計画通りに勉強させるよう徹底的に管理することも教える側の重要なミッションです。具体的に申し上げると、勉強が苦手な生徒は、例えば「確認テストを1週間後にやるよ!」と伝えても、残念なことに実際にそのテスト勉強は試験の1日前に行う、といった方が毎年多発しています。Libraでは基本的に、明日勉強する課題しか与えません。明日与える課題の(つまり1日分の課題)のテストを2日後に行う、というルーティンで進んでいきます。平たく言うと「毎日が一夜漬け状態」にしてしまうのです。1日分の勉強量を明確に指定し、①のインプット作業をして翌日に確認テストを行う。そうすれば生徒は常に緊張感を持って勉強してくれるのです。
 
いかがでしょうか。①も②も、最初は自分一人で行うのは至難の技だと思います。しかし、この2つを実行する習慣を身に付けることができれば成績は必ず上昇していくので、自習する際には必ず意識してください!
 
今回は以上になります。
 
ありがとうございました。