【キャリア教育】就活は恋愛と同じ、という言葉の真意とは?
こんにちは。
今日は就活について話したいと思います。
内容としては大学生向けになりますが、高校生も是非読んでみて下さい。
まず就活とは、就職活動の略で概ね大学3年生くらいから意識し始めるものです。
簡単に流れを書くと、まずはエントリーシートというものを作成し、面接を複数回こなし、企業から内定(入社OKのサイン)を頂くというものです。
そして、この就活というものはあるものと同じだと言われます。
それは、
就活は恋愛と一緒である。
つまり、自分に合う会社はきっとあるから、地道に企業研究をして、色んな企業を見て触れて感じて、探しましょう、というものです。
しかし、これを見聞きした私は、ハッキリ申し上げるとこの言葉に対する巷の解釈は間違っていると思っています。
つまり、例えばここに行きたい、こういう仕事がしたい、と思っても、合わなかったら行けないと言うことなんです。
これは一見すると真実ですが、あまりにも他力本願かつ楽観的過ぎると思うのです。
では、本当の恋愛を想定して、1つ皆さんに質問です。
皆さんに好きな人がいたとして、その人にアタックした結果、
僕/私とは合わないからごめん。
と一言で片付けられたら納得しますか?
好きな人ができたら、どうしたら振り向いてくれるか、何をしたら好きになってくれるか?を考えますよね。
なんとしても彼/彼女を落とすために必死になりますよね。笑
つまり就活もこれと同じで、
いかに企業にとって自分が魅力的な人間であるかを徹底的に考えるのです。
合う/合わないではなく、もし本当にその会社で働きたかったらどうしたら合うのかを思考するのです。
タイトルにある、『就活は恋愛と一緒』ということの真意は、
結局のところ本当に好きなら全力でアピールして振り向かせるということです。
ただ、大学生になっても身近な大人は両親やバイトの社員さんくらいのもので、社会人を肌で感じる時間や場所は限られていると思います。
だからこそ、ライブラは大学受験の教師だけではなく、そもそも一部上場企業の社員でもあるため、我々のコネクション使い、学生と社会人をつなげる役割も担っています。
もちろん、単に繋げて終わりではなく、エントリーシートや面接へのアドバイス含めた、コンサルティングも行っています。
このようなことを行う意図は、巷のいわゆる就活塾があまりにテクニックに寄りすぎており、かつ社会に出てから意味のないものを提供していると感じるためです。簡単に言うと学生から搾取しているだけだと思うからです。
学生の皆さんが自力で未来を切り拓くお手伝いが、我々なら出来ると思っているのです。
以上
自習を継続するために重要な4つの要素③
こんにちは、Libraのハヤシです。
今回は自習を継続させるための要素の3番目、「承認」について説明しようと思います。
承認とは簡単に言ってしまえば「褒めること」を指します。
人間は基本的に褒められることによってモチベーションが高まります。
指導者や教育者の中には、厳しく叱ることや叩くことによって育てることをポリシーにしているひとがいまだに多いですが、 叩いて伸びる人というのは現実としてに殆ど存在しません。
さて、承認=「褒めること」というのは大まかに自己承認と他己承認に分けることができます。
他己承認というのは「他人に褒められること」です。
定期テストや塾の模試などでいい成績をたった時、塾の先生や親御様に褒められると嬉しいですよね?
少なくとも悪い気はしないと思います。(笑)
もっと些細な場面だと、「その質問は鋭いね!」「そのプロセスでこの問題を解ける人ってなかなかいないよ。よく勉強しているね!」などの声かけをされると生徒達の目の輝きが格段に増します。(笑)
このちょっとした嬉しい気持ちというのはモチベーションを保つ強力なエネルギーになります。
一方の「自己承認」というのは、「自分で自分を褒めてあげる」ということです。
自分で短期的な目標を設定し、それを達成したら自分で自分を褒めてあげるのです。
コツは、単に「よくやったぞ俺(わたし)!」と思うだけでなく、好きな食べ物を買いに行ったり、時間を区切ってテレビや動画を見たり、普段の勉強と異なった自分の好きな行動をする、という自分へのご褒美を自分に与えるのが効果的だと思います。
では、受験勉強においては自己承認と他己承認、どちらに重きをおくべきなのでしょうか?
これは、自分でコントロールできる自己承認ということになります。
他人が褒めてくれるかどうかはコントロールできませんが、自分で自分を褒めるかどうかは、何か明確な目標を設定していればコントロールすることが可能です。
コントロールできないものにフォーカスしても、そもそもコントロールできないのなからどうしようもありません。他人に無理やり褒めさせても全然嬉しくないですよね?(笑)
であれば、自分でコントロールできるもの、つまり自己承認をうまく活用していくのが得策でしょう。
「世界史の教科書をこのページまで覚えたらアイスを食べる!」
「今日の小テストを全部一発合格したらスタバに行って休憩しよう!」
このような形で自分にうまくご褒美を設定してあげてください。
自己承認のシステム化によって、勉強のモチベーションを下げないようにすることで長期戦になる受験勉強を乗り越えましょう!
【キャリア教育】1/1000の人材は、意外と簡単になれる
こんばんは、ライブラです。
本日はタイトルの通り、1/1000の人材になることについてお話します。
これは簡単に言うと希少な人材になることを意味しており、この人材を目指すことでキャリアを築くことが可能になると考えています。
ではどんな人材が1/1000の人材なのか、そしてそれをどのように数値的に理解するのかを話します。
まず自分自身をスキル、ナレッジ、マインドで自己分析を行い、自分の特性を理解します。
その上で、スキル、ナレッジ、マインドにおいて、それぞれトップ10%に入る何かを見つける、ないしは身に付けることを目指します。
それによって、
スキル×ナレッジ×マインドの掛け算により、
1/1000の人材になることが可能になり、
そこにこそ個人の存在意義が可視化され、企業から欲しい人材と思われます。
例えば以下のような人がいるとします。
スキル:スポーツで選抜に選ばれる(500人の生徒の中でトップ50人しか選ばれない)=10%の人材
ナレッジ:TOEIC800点を取り、語学力に関しては全国でトップ10%に入る=10%の人材
マインド:何かに没頭するととことん調べたくなる性格で、服が好きなあまりに洋服の生地や原産地について周りが知らないレベルで知識がある=10%の人材
この人は、スポーツ、語学、ファッションという3つの切り口において1/1000の人材であることが分かります。
この内容を抽象度を上げて語ると、
自らの興味があることや一生懸命になる対象があると突き詰められる素質があり、さらに語学という点において、一般的な日本の学生よりも学力が備わっている、となります。
ザックリと説明すると1/1000の人材とはこういうことであります。
意外と自分でもなれるかも?と思えたら、あとはほれに向けて努力をするだけです。
学生の皆さんには、ぜひこれまでの人生を振り返り、自らの強みにしっかりと向き合って欲しいです。
自習を継続するために重要な4つの要素②
こんばんは、Libraのハヤシです。
今回は、自習を継続させるための重要な要素の2つ目「競争心を刺激させること」についてお話ししたいと思います。
人から管理されるだけでなく、生徒同士を競争させることによってやる気をださせる手法は、進学塾では当たり前のように使われています。
しかし、個別指導の塾や私達のような家庭教師になると、リアルな競争相手が存在しません。すると生徒は数ヶ月に1度の模試以外では自分の現在の学力的な立ち位置を把握することが困難になり、徐々にやる気が下がってしまうケースが多いです。
本質的に受験は競争なので、この競争をする環境は強制的に作るべきです。
しかもその競争相手の作り方には少しコツが必要で、必ず自分の学力よりも少し上の相手を見つけてください。あまりにも実力がかけ離れている相手では、その人に勝つイメージがしずらくモチベーションが下がってしまいますし、自分より学力が低い相手ではたんに優越感を抱くだけなので意味がありません。ガムシャラに頑張ればこいつには勝てるかも。。。というようなライバルを見つけましょう。
Libraでは週に1度、小テストの合計結果をランキング形式にしてメールしておりまして、生徒同士が一度も面識がない状態でも競争心を煽り、やる気と緊張感を出させることに成功しております。
次回は自習を継続させるために重要な要素の3つ目「危機感を常に持つこと」について説明したいと思います。
ありがとうございました。
【キャリア教育】大学に行く意味を考える
こんにちは、ライブラです。
本日はタイトルの通り、大学に行く意味を考えたいと思います。
さて、高校生の皆さんはなぜ大学への進学を志しているのでしょうか?
大学はもちろん無料で通える場所ではありません。ほんの一握りの、返済不要の奨学生を除き、ほぼ全員が学費を払って通うのです。
概ね現在の大学は1年あたり100万円程度、四年間の学費と入学金を入れると500万近くもかかります。
では、この500万円を払ってでも通う価値があるのかどうか。
これをキャリア視点で考えたいと思います。
まず、大学を卒業した場合と高卒で就職する場合、選択できる職業に大きな差があります。
多くの有名企業は、依然として四年生大学を卒業していることを条件としています。
(また、以前の記事で書いたように、学歴フィルターもあるでしょう。)
これの善し悪しは一旦置いておいて、
現実として日本で着実にキャリアを築く、やりたい仕事をやるには、まず大学に入っていることを条件にする場合が多いのです。
また、金銭的な部分も大きく違います。
ネットで検索するとすぐに出て来ますが、労働政策研究・研修機構の試算によると、 生涯年収は高卒の場合1億9240万円に対して、大学・大学院卒は 2億5440万円。
実に、6000万円近くもの違いが出ています。
つまりは、四年間で学費500万円を払うと、その見返りとして6000万円近いお金を生涯に渡って受け取ることができる可能性があるということです。
もちろん、高卒でも上記の額以上に稼いでいる方は沢山おり、大卒でも上記の数字以下の方もいます。あくまで平均値です。
このように、大学に行くことで、キャリアとしての選択肢を増やし、職に就いたあともより多くのお金を稼げる可能性がある、ということです。
更に、大学は基本的に四年間通うものですが、この期間は10代〜20代の若者にとって非常に大切な期間だと思います。
四年間をどのように過ごすかは完全にその人個人に委ねられ、勉強や遊び、そして様々な社会経験を積むことができます。
すると、その間に学んだこと、触れたことがキッカケとなり、本当に自分がやりたいこと、生涯をかけて挑戦したいことが見えてくることもあるのです。
もちろん大学は勉強をすることを第一に置かれた教育機関でありますが、折角の四年間を余すことなく使って欲しいのです。
これらを総合的に考えると、大学に行くことは金銭的にも時間的にも大切です。
また、ここで挙げた例以外にも沢山のメリットがあり、また行く意味は多種多様であり、正解も間違いもありません。
何より大事なことは、大学生活をどのように過ごすかをしっかりと考えることなのです。
以上
自習を継続するために重要な4つの要素①
こんにちは。Libraのハヤシです。
前回のブログでは、「効率よく自習するやり方」の説明をしました。
しかし、受験生が1人で自習を続ける事は困難です。なぜならそもそも受験勉強はつまらない作業であり、人間は基本的に楽な方楽な方へ流されてしまう性質を持っているからです。
受験勉強を成功させるには、①正しい勉強法を②「継続」することです。
どちらかが欠けても受験は絶対に成功しません!!
そこで、今回は自習を「継続」する上で大事なポイントを4つあげようと思います。
周りの人間の協力も必要になってきますが、必ず訪れる「モチベーションが低下してきた時」のために、以下の4つの要素を勉強を始める前に押さえておきましょう。
【自習を継続させるために必要な要素】
①管理(監視)されること
②ライバルを作ること
③危機感を持つこと
④褒めてもらうこと
今回は①管理(監視)されることの説明をしたいと思います。
これは、自分の姿を監視カメラで監視されながら勉強しなさい!と行っている訳ではありません。(笑)(まあ、それはそれで効果はあるかもしれませんが。。)
そうではなくて、目標にしている大学名、学部などを周りの人間に言いまくっちゃおう!ということです。
毎年生徒を見ていて思うのですが、自分が受験勉強をしていること自体は友達や知り合いなどに言っていても、具体的にどのレベルの大学を目指しているかということを言わない生徒は多いです。私は定期的に「志望校はどこにするの?」「どの大学を目指そうか?」などの質問を生徒に投げかけます。すると「う〜ん、まだ考えていないですね。。」「MARCHに行きたいけど無理っぽいから日大って言っておきます(笑)」というような回答が非常に多い。これは自分が落ちた時に対しての保険をかけているにすぎません。こういうマインドセットでは自分にプレッシャーがかからずに、毎日を緊張感を持って勉強に打ち込むことができにくくなってしまいます。
自分が目指したい具体的な大学名を周囲の人間に公表することによって、日常会話の中に「勉強はかどってる?」「◯◯大学受かりそう?」といったストレートな質問を受けるようになります。このような質問をされることによって、自分の中でプレッシャーがかかり、勉強せざるを得ない環境を作り上げることができます。
このような周囲の質問は一見嫌な感じを受けますが、実は勉強を強制的に継続させてくれる便利な装置になるのです。
心のなかで密かに思っている志望校を隠すのではなくて、周りの人にガンガン公開していい意味でその人たちを利用しちゃいましょう!!
次回は自習を続けるコツの2つ目「ライバルを作ること」を説明したいと思います。
ありがとうございました。
「効率よく自習すること」とは?
こんにちは。Libraのハヤシです。