【キャリア教育】キャリアってそもそも何?
こんにちは、ライブラです。
本日はキャリア教育というものについてお話します。
最近『キャリア』や『キャリア教育』という言葉が世の中で使われますが、そもそも何を意味するのか、そして高校生のうちから考えておくべきことについて触れたいと思います。
キャリアという言葉の一般的な使われ方として、仕事・経歴・就職・出世などのイメージが強い言葉です。
また厚生労働省が提唱しているキャリアの概念は、『時間的持続性ないしは継続性を持った概念』として定義されていますが、よく分からないと思います。
では、キャリアとはなんなのか?
本来キャリアとは、就職・出世などの結果を指す言葉ではなく、「生き方」や「人生そのもの」を指す言葉だと我々は考えています。
つまり、キャリア教育とは自分がどのような人生を送りたいか、を考えるにあたって必要な知識を提供することなのです。
一方で、一生をかけてその学生に教えることは難しいため、我々は学生から社会人になる上での通過点である、就職活動に焦点を絞り、満足のいく結果を出せるようにサポートしようと考えています。
就職活動は、巷に出回っている小手先のテクニック本を読んで突破できるような甘いものではありません。
自分と向き合い、何がしたいのか、何によって社会の一員となりたいのかを真剣に考えることがとても大切なのです。
私たちは、多くが一部上場企業に勤務している現役のビジネスマンでもあるため、
学生には生の声を届けられると自負しています。
ぜひ話を聞いてみたいと思う高校生、大学生の皆さんはメール」コメントを下さい。
以上
【大学受験】受験勉強における自習の重要性
こんにちは、Libraのハヤシです。
【キャリア教育】受験の知識は社会に出てから役に立つのか?
高校生の皆さんは、毎日学校で様々な教科を勉強していると思いますが、ふとこう考えることはないでしょうか?
『この勉強は将来の役に立つのだろうか?』
実際私も受験生だった頃にこう思いながら、勉強をしていました。
なので本日はこのお題についてお話したいと思います。
最近youtubeの広告で某予備校のCMが流れており、そこでも「受験の知識ってどうせ将来の役に立たない」というセリフがあります。
では、本当にそうなのでしょうか?
これに対して、社会人としての言えることは、
ものすごく役に立つ!!!
ということです。
では、なぜそのように言えるのか?
それは以下の通りだと考えています。
①学んだ知識それ自体が直接役に立つ!
これについて、分かりやすいのは英語でしょう。
例えば学生の皆さんが社会人になった時、海外駐在で英語が必要になるかもしれません。
たとえ日本国内で勤務していても、海外とのやりとりのある部署に配属になるかもしれません。
はたまた、自分がやりたいことが海外にしかないこともあるかもしれません。
こんな時、受験で学んだ英語の知識があるとものすごく役に立つと思います。
また、現代文でも同じことが言えます。
基本的に受験の現代文は論理的かつ学術的に素晴らしい文章を扱っています。
このような文章を読み込み、理解できると、自分が何か仕事で大切な書類を書くとき、または読むときに非常に役立ちます。
ちなみに、世の中の大人たちの文章は、下手くそな場合が多々あり、そういう人達の文章を読むたびに、この人は勉強してこなかったんだろうな、と思います笑笑
②学ぶ過程で様々な力が身に付いている!
これは受験の知識、とは違った軸かもしれませんが、非常に大切なことなのでお伝えします。
受験では、主にインプットとアウトプットの両面を鍛えますが、特にアウトプットの練習が社会に出ると役立ちます。
例えば現代文の問題で、本文の記載と正しいものを以下から選びなさい、といった問題があると思います。これは端的に言えば論理的整合性が取れるものを選べ、と言っています。
すると、皆さんの思考は本文にこのように書いてあるから、答えはこれであるという流れを辿ります。
つまり、これはロジカルシンキングなのです。
そしてこの思考こそ仕事では非常に大切で、成果を出しているビジネスマンに共通して持っているものだと思います。
③学んだ知識自体を直接使うことはないが、その知識があることによって人としての厚みが出る!!
3つ目は人としての厚み、つまり教養です。
この教養、例えば日本史や世界史が挙げられるでしょう。
仕事をしていると、お客様に対して業務のお話をするだけではなく、世間話や時には現代の政治に関しても意見を言う場面があります。
そんなとき、歴史的観点からお話できたり、海外のお客様であればその国の歴史を知っていると、単なる営業マン、単なるサラリーマンという枠を超えて、お客様から信頼を勝ち取ることも可能になるのです。
そのため、受験の知識はその後の自分の人生の糧になると思います。
以上、簡単に受験の知識が社会に役立つか?という話をしました。
【生徒向け】過去問を解く目的とやり方【重要】
こんにちは、Libraのハヤシです。
今日は毎年必ず生徒から質問される「過去問演習の目的」
この時期になると「過去問て何年度分くらい解けばいいですかね?」と
結論から申し上げると、過去問演習の目的は「私大特有の問題を分析すること」
では具体的に説明しましょう。
①どのように慣れるか
まず1度時間を計らずに過去問を解いてみる。その際、『問題構成』と『大問毎の時間配分』をメモに書いておきます。
次に解説を熟読し、間違えた問題から「なぜ間違えてしまったのか」「どの知識が足りなかったのか」「その知識はどの参考書のどの部分に書いてあったのか」「何周もしている参考書に書いてあった知識なのに間違えてしまった。次間違えないようにするにはどうすればいいか。」などをじっくり分析することに注力してください。
今まで使ってきた参考書(問題集)で基礎知識を学習⇄過去問演習・分析を繰り返していく中で、志望校合格のために自分にとって欠けている知識を適宜、参考書(問題集)に立ち返って補填していくのです。
「普段繰り返し使っている基礎的な参考書・問題集で得た知識を、志望校の過去問を使って捉え直す。」これこそが過去問を解き、分析することの本質です。
また、『問題構成』以外の、『時間配分』と『分析』に
②どうしたら分析したと言えるのか
これは①で学んだ知識、問題の解き方、解く順番などのイメージを、次に演習する際に実践します。それができるようになるまで過去問は繰り返し解くことが重要です。そして、最終的には時間を計って解き、時間配分や解く順番がキチンと機能するかどうかを、これもできるようになるまで何度も試行回数を重ねること。もし明日が試験本番だとしても、どういう形式の問題がどの順番で出るのか、その問題を解く際の制限時間をなどを具体的に説明できて、実際
まとめると• • •
「問題構成」「時間配分」「解く順番」を全て具体的に説明でき、かつ、
しっかり確認してください。
長かった10ヶ月ももう終わろうとしています。
悔いの残らないように最後まで突っ走りましょう!
【キャリア教育】『学歴フィルター』は存在するのか?
こんにちは、ライブラです。
タイトルの通り、本日は『学歴フィルター』の存在について、イチ社会人の先輩としての見解を書きたいと思います。
その上で、夢や目標を持っていて、こんな仕事がしたい、こんなことやってみたい、と思う高校生のうち、少しでも多くの子たちがそれを達成して欲しい、という思いから書きますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
また、学歴が相応のレベルではない方でも逆転の方法はありますので、下段に記載します。
本題に入る前に。
異論反論はもちろんある内容のため、あくまで個人的に感じることとしてお読みください。
また、『学歴フィルターの是非』を問うことは致しませんので、その点もご了承下さい。
では本題について。
端的に申し上げて、
『学歴フィルター』は存在すると思います。
では、なぜ存在するのか?
理由は2点あると思っており、
1つが『欲しいと思う学生をピックアップしたら、結果的に高学歴の方々ばかりである』という、結果論の考え方。
もう1つが『限りあるリソースで無駄なく欲しい学生をソートするための手段』であるから。
中でも多くの皆さんは2つ目の理由のことを学歴フィルターと呼んでいると思うので、こちらについて話します。
この理由はしごく簡単で、
企業に大量に応募してくる学生を、限られた時間と人で、一律に評価をする必要があり、その指標が学歴というもの以外に今のところ無いから、です。
要するに公平性の担保ということです。
学歴=公平性??と思うかもしれませんが、考えてみて下さい。
ある意味、学歴というのは『人より努力してきた』という証の1つなのです。
受験という競争に勝ってきたという、『勝利の証明』なのです。
だから、学歴フィルターなんてものはある前提で考えた方が賢明です。
難関大学に入れる人というのは限られており、いわば椅子取りゲームのようなものです。
その戦いに勝つためにきっとこの子は努力したんだろう、と企業側は思うのです。
もちろん、その勝ちを得るために蓄えた学力や考える力は仕事でも十分役に立ちます。
(これは別記事でまた書きます)
しかし、もう一つ大切なことが前述した『競争に勝った経験』です。
なぜなら社会に出て企業で働くと、ビジネスは勝負の連続であることを知るのです。
競合する企業との戦いはその良い例で、とにかく他社(あるいは他者)よりも秀でない限り、その企業の持続的な成長は期待できません。
また、受験はある意味高3になってからのよーいドンのようなものですが、ビジネスはそうではありません。
既に多くの競争相手が先行している中で、出遅れてスタートすることもあります。
なので、『受験程度』で負けてはいけないですし、もっと言うと、たかが受験で自分の夢を諦めてはいけないでしょう。
冒頭でも書いたように、もし高校生の時点でこんなことやりたい、という目標があるのであれば、学歴は手に入れておきましょう。
学歴で全てが決まることは絶対に無いですが、あって損はしません。
なので、まずは学歴を取りに行きましょう。
一方で、学歴なんか必要ない、と言えるパターンもあります。
それは、
『学歴以外の圧倒的な成果を保有していること』です。
例えば芸能の世界やスポーツの世界に学歴は関係するでしょうか?
しませんよね。
なぜなら学歴を引いても余りある成果がその人にはあるからです。
『勝ち続けた証明が出来るから』です。
難関私大に合格する学生は全国の生徒の数%程度でしょうから、それと同程度の圧倒的な結果・成果があればビジネスでも通用すると思われる可能性はあります。
では学歴がそこまで高くなく、かつ今は他の分野でも突出していない方はどうしたら良いか?
これも簡単なことで、突出したものを作るのです。
例えば将来英語を使って海外で活躍したいなら。TOEIC満点、英検1級、海外留学など様々あります。
受験で良い結果が出ていなかったとしても諦める必要はありません。
もう一度、頑張った何かを作れば良いだけです。
(ただ、残念なことに多くの学生を見ていると高学歴な人ほど更に努力して、資格取得や留学などを積極的に行なっている傾向があります。)
最後に、
何を持ってあなたが素晴らしい人間であるかを証明するものは、絶対に作りましょう。
『やりたい・やりたくない』という気持ちの問題はどうでも良く、自分には何が『できるのか、できないのか』を明確にし、出来ることを増やし、その中でも他者より秀でていると言われるものを死に物狂いで作るのです。
そういったことを行った先に、明るい未来が拓かれるのです。
以上
【重要】過去問利用時のトリセツ【長文】
こんにちは。Libraのハヤシです。
今日は具体的な過去問演習のやり方について書こうと思います。
まず、本題に入る前に「過去問を解く意義とはなんぞや?」
そもそも私立大学文系は各大学・
ちなみに、世の中には「過去問なんか一回も解かずに受かったぜ!
あなたたちはあくまでも「逆転合格組」
では、前置きはこれくらいにして、
① まずは時間を計らないでじっくりと解く
「過去問はしっかり時間を計って本番をイメージして解きなさい。
このようなアドバイスをする講師(非常に多い)のおかげで、多く
② 徹底的に問題分析をする
時間無制限でじっくり問題を解いた後は、
一方で、私大個別試験は頻繁に傾向変化が起こり得ます。しかし、
④ 間違えた問題の種類を特定し、知識を補充する
過去問演習を行った後に解答・解説を熟読するのですが、その時に「
ここはもう少し詳しく書いておきます。一般的に、
それでは何が決定的に異なるかと言いますと、ひとつは上記アウト
もうひとつは、「当たり前」の基準値です。たとえば、
【生徒向け】実例掲載!センター終了後によくある学生の行動3パターン
こんにちは、Libraのハヤシです。
本日はタイトルの通り「
この記事は、特にセンター試験の結果が芳しくなかった人ほどじっくり読んでく
毎年学生を指導していると、
いい例も悪い例も掲載しておきますので、くれぐれも事例②
しっかりと正しい準備をして、
事例① Aくん
センター試験
英語:153 L:36 日本史:88 国語(現):141(76)
追い込みの時期に英語と国語に注力した結果、
志望学部の関係上、漢文まで必須の学部しか志望してなく、
<当時の記憶>
入塾当時から社会は好きで得意科目だったが、英語が苦手だった。 反復多読を欠かさず行ってきた結果、5月のマーク模試からセンター本番までは点数が2倍以上になった。 日本史はセンターでの予想外の失点があったおかげで、教科書の反復確認・ 今まで解いたきた小テストの解き直しをするといった基本に戻り、 インプットを繰り返すことで基本問題での失点をゼロにするように取り組んだ。これまでの努力が実を結び、見事早稲田大学・ 教育学部へ合格した。コツコツと継続すること、また「失敗」 から学び修正することが、最終的な合格に繋がった。
事例② Bくん
英語:160 L:40 世界史:95 国語(現):82
センター枠で中央の総合政策に合格。
<当時の記憶>
赤本を解き、合格点に届かず、次こそは!と赤本を解いてまた届かず …という負のループに陥っていた。反復多読などのルーティンをきちんとこなすことは学力的にも精神的にも支えになるが、 一方で面倒臭い作業でもあったので、 過去問演習を繰り返すことによって「勉強したつもり」 になってしまった。「インプットありきのアウトプットである」という
事例③ Cさん
センター試験
英語:132 L:28 世界史:91 国語(現):68
センター試験では3科目合計70.9%の得点にとどまり、 滑り止めの専修大学はなんとか合格しそうであったが、ここからMARCHへの合格を狙っていくには、
<当時の記憶>
日々真面目に勉強に取り組み、熱心に勉強は続けていたものの、 もともと勉強が得意なタイプではなく、特に「 現代文と英語の長文読解が苦手」 という意味では逆転合格を狙う生徒の典型的なタイプだった。 彼女の場合、また、多くの逆転合格者がそうであるが、MARCH にこだわる中で法政大学に狙いを絞り、中でも前年度合格最低点が 189/350と極端に低かった文学部地理学科に狙いを定めた。 そのうえで、センター後は何周も教科書を反復し、基礎知識を復習 して「世界史」を徹底的に強化し、 狙いを絞った過去問演習を繰り返すことで見事合格を勝ち取った。 勝因はいくつかある(基礎知識の反復確認、
上記の例のように、 センター試験以降の過ごし方で一般入試の結果は大きく変わってき
そもそもセンター利用枠はボーダーラインも高く私文志望の受験生 にとってはオプション(保険)に過ぎません。
本当の勝負はここからということを改めて思い出し、目の前の勉強
今までの勉強の成果を活かすためにも、