【難関文系私大】Libra(ライブラ)【逆転合格専門】

所属教師全員が早稲田大学を卒業し、難関私大への逆転合格を専門にした家庭教師をしております。これまでの経験や受験に勝つためのスキル・参考書や受験する大学別の対策まで、知識と経験を余すところなく広げることを目的としております。世の中の誤った受験対策に対し、圧倒的な実績を出してきた私たちの叡智を使い、1人でも多くの受験生を合格させたいと思います。

自習を継続するために重要な4つの要素③

こんにちは、Libraのハヤシです。

 

今回は自習を継続させるための要素の3番目、「承認」について説明しようと思います。

 

承認とは簡単に言ってしまえば「褒めること」を指します。

 

人間は基本的に褒められることによってモチベーションが高まります。

 

指導者や教育者の中には、厳しく叱ることや叩くことによって育てることをポリシーにしているひとがいまだに多いですが、 叩いて伸びる人というのは現実としてに殆ど存在しません。

 

さて、承認=「褒めること」というのは大まかに自己承認他己承認に分けることができます。

 

他己承認というのは「他人に褒められること」です。

定期テストや塾の模試などでいい成績をたった時、塾の先生や親御様に褒められると嬉しいですよね?

少なくとも悪い気はしないと思います。(笑)

 

もっと些細な場面だと、「その質問は鋭いね!」「そのプロセスでこの問題を解ける人ってなかなかいないよ。よく勉強しているね!」などの声かけをされると生徒達の目の輝きが格段に増します。(笑)

 

このちょっとした嬉しい気持ちというのはモチベーションを保つ強力なエネルギーになります。

 

一方の「自己承認」というのは、「自分で自分を褒めてあげる」ということです。

 

自分で短期的な目標を設定し、それを達成したら自分で自分を褒めてあげるのです。

 

コツは、単に「よくやったぞ俺(わたし)!」と思うだけでなく、好きな食べ物を買いに行ったり、時間を区切ってテレビや動画を見たり、普段の勉強と異なった自分の好きな行動をする、という自分へのご褒美を自分に与えるのが効果的だと思います。

 

では、受験勉強においては自己承認と他己承認、どちらに重きをおくべきなのでしょうか?

 

これは、自分でコントロールできる自己承認ということになります。

 

他人が褒めてくれるかどうかはコントロールできませんが、自分で自分を褒めるかどうかは、何か明確な目標を設定していればコントロールすることが可能です。

 

コントロールできないものにフォーカスしても、そもそもコントロールできないのなからどうしようもありません。他人に無理やり褒めさせても全然嬉しくないですよね?(笑)

 

であれば、自分でコントロールできるもの、つまり自己承認をうまく活用していくのが得策でしょう。

 

「世界史の教科書をこのページまで覚えたらアイスを食べる!」

「今日の小テストを全部一発合格したらスタバに行って休憩しよう!」

 

このような形で自分にうまくご褒美を設定してあげてください。

 

自己承認のシステム化によって、勉強のモチベーションを下げないようにすることで長期戦になる受験勉強を乗り越えましょう!